児童デイサービスと食育イベント開催♪

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ご報告。。。

昨年7月より栽培してきたサツマイモですが、1月に一部試し堀りしたところ、ご提供出来ない程の小さなサイズだったり、虫に食されていたり、根腐れしていたりと残念な結果になっていました。。。

これは全て残念な状態になっているのかもしれないと思い、イモ堀り体験を諦め、全部掘ってみたところ、案の定、9割程も残念な結果になっていました。。。

ですので、期待して頂いた方々には大変申し訳ございませんが、予定していた芋堀り体験は中止いたしました。

今回の失敗を踏まえて学び、栽培技術を向上させて、皆さんに良い体験をご提供出来るように努めて参りますので、今後の収穫体験にご期待頂ければ幸いです。

ほとんどが食する事が出来ない状態でしたが、中には一部をカットして食する事が出来そうな物があったので、サツマイモを無駄にしたくない思いから何かに活かせないかと思い、放課後等デイサービスのラフベースさんに相談すると

スタッフの方が思いに共感してクッキングイベントを提案してくださり、去った2/11(土)にラフベースさんの施設で開催することができました。

急な事で準備が大変だったと思います。ありがとうございましたm(__)m感謝します)

ラフベースさんは県内でも珍しい13歳~18歳を対象とした放課後等デイサービスでさまざまな「体験」に力を入れています。

私は代表の喜納さんと以前お会いしてお話させて頂いた中で「子供達は圧倒的に体験が足りていない」という言葉が頭から離れず、自分達は何を体験させてあげられるだろうかと考えていました。

今回このような状況になり、これは良い機会かもしれないとご相談させて頂きました。

初めはサツマイモを提供して一緒にクッキング体験をするのみを考えていましたが、スタッフの方から「このサツマイモが出来るまでのストーリーを話してほしい!」とのことで

自己紹介から法人の活動内容の説明、サツマイモが出来上がるまでのストーリーを画像や動画を見せながらお話して、それからクッキングへと進めるプログラムとなりました。

農の事を大人数の前で話すのは初めての事だったので、うまく伝えられるか不安でしたが、良い機会だと思い、当時の事を思い出しながらサツマイモを栽培した経験がまったくないスタッフや子供達にも出来るだけわかりやすい言葉を選び、順を追った画像を見せながらお話しました。

「サツマイモは種から植え付けるのではなく、苗から植え付けるんだよ!」と話すと「へぇ~知らなかった!」、「基腐病(もとぐされびょう)と言って今、サツマイモ栽培で流行っている感染病があるんだよ!」と話すと「人間のコロナみたいだね!」と言う子もいて様々な反応をみせてくれました。

それからクッキングではサツマイモチップス作りを行い、スタッフの方が料理手順を説明したあと、グループに分かれて洗う、切る、油であげる等の工程を子供達と実践。

作業をしながら「ほとんどのイモがダメになったのがわかった時、どんな気持ちでしたか?」や「なんでこのイモは紫色していないんですか?」という質問があったり、作業では洗剤でイモを洗おうとしたり(笑)、なかなか薄く切れなかったりと硬いイモを前にして悪戦苦闘しながらも懸命に取り組む姿に感動の連続でした。

最後は皆でテーブルを囲み、初めて自分達で作ったサツマイモチップスを食べました。
スーパーで買うお菓子ほどは甘みはないので、子供達の大半は始めはう~ん。。。という反応だったのですが、噛めば噛むほどサツマイモ本来の自然な甘みが感じられるようになってからは美味しい!という反応に変わっていきました。

子供達からは「まぁ~ちゃんと仲村さんが土を耕して上手く作ったからとっても美味しかったです!」という感想がもらえ、スーパーに並ぶ前の土の付いたサツマイモを直に触って、自分達で調理して、その場で食べるという食育体験を通して生産者の苦労や思いも含めて、食べ物が食卓に並ぶまでの流れを教える事が出来たかなと思います。

また、多様性のある大人と交流しながら食育体験をした事により、食育体験だけに留まらず、さまざまな学びに繋げられたのではないかと感じました。

今後もこのような機会を通し、子供達に食への関心、さまざまな人とのコミュニケーションの取り方を学ぶきっかけ作りを進めていきたいと思います。

ラフベースのスタッフの皆さん、子供達ありがとうございました😊✨

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